【5月19日 AFP】スペイン人登山家のEdurne Pasabanさん(35)は18日、インドとネパールの国境沿いにあるカンチェンジュンガ(Kangchenjunga、8586メートル)の登頂に成功し、女性初の世界高峰トップ14の登頂達成に残り2座まで近づいた。

 Pasabanさんのチームは声明で、スペインの登山家グループとともに、標高世界3位のカンチェンジュンガの登頂に成功したと発表した。

 スペイン・バスク(Basque)地方出身のPasabanさんは、女性として初めて、標高8000メートルを超える12座の登頂を達成した登山家。エベレスト(Everest)やK2も制覇した。

 2001年に初めて8000メートル以上の高峰に登頂したPasabanさんは、アンナプルナ(Annapurna)とシシャパンマ(Shisi Pangma)に登頂すれば、全14座を制覇することになる。

  Pasabanさんは、オーストリアの女性登山家Gerlinde Kaltenbrunneさん(38)、イタリアの同Nives Meroiさん(47)と、女性初の標高8000メートル超の全14座の登頂達成記録を競っている。KaltenbrunneさんとMeroiさんは、ともに14座のうち11座を制覇している。(c)AFP