【4月22日 AFP】閉経後の女性のうち授乳経験のある人は、心臓発作や脳卒中、心血管系疾患にかかるリスクが低い。こうした研究結果が、21日発行の産科・婦人科の米専門誌「Obstetrics and Gynecology」(産科学と婦人科学)5月号に発表された。

 ピッツバーグ大学(University of Pittsburgh)のエレノア・シュワルツ(Eleanor Bimla Schwartz)教授(医学)らが閉経後の女性13万9681人を対象にした調査で、1か月以上の授乳経験がある人では、血圧とコレステロール値が良好で、糖尿病の発症率も低いことが分かった。つまり、心血管系疾患になるリスクが低いということになる。

 調査では、授乳期間が長いほど心血管系リスクが低いこともわかった。1年以上授乳した人では心血管系リスクが10%低かったという。

 シュワルツ教授は「母乳が赤ちゃんの健康にとって非常に重要であることは知られていますが、授乳は母親の健康にもいいことが分かりました」と語っている。(c)AFP