【3月26日 AFP】米ミシガン(Michigan)州の野球場の「軽食メニュー」にこのほど、「動脈が破裂しそう」な高カロリー巨大ハンバーガーが登場した。1個分の熱量は何と4800キロカロリー。1人で全部食べきった野球ファンには、記念Tシャツがプレゼントされるという。

 この高カロリー「軽食」が登場したのは、米マイナーリーグ、ウェストミシガン・ホワイトキャップス(West Michigan Whitecaps)の本拠地であるフィフス・サード・ボールパーク。経済危機の中、いくらかの癒しを提供しようと巨大ハンバーガーを考案した。

 ハンバーガーの名は、「フィフス・サード・バーガー(Fifth Third Burger)」。球場の名前と5段重ねのビーフパティから名付けられた。1枚454グラムのバーンズパンに、1枚136グラムのパティ5枚、コーンチップス、レタス、トマト、スライスチーズ5枚にチリソース、サルサソース、サワークリーム、とろけるチーズが挟んである。

 地元紙グランド・ラピッド・ニュース(Grand Rapids News)によれば、この巨大ハンバーガーは、カロリー量が米当局が推奨する1日の摂取量の2倍以上というだけでなく、脂質約300グラム、コレステロール744ミリグラム、さらに1万ミリグラム以上のナトリウムを含む。

 しかし球団関係者は、このハンバーガーによる健康への影響は気にしていないようだ。「みんな家で健康的な食事をするだろう。球場に来たらホットドッグを食べればいいじゃないか」。(c)AFP