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「残酷な方法によらない」食品を使用すべし、豪市議会から「ティムタム」が消えた

  • 2009年03月26日 02:29 発信地:シドニー/オーストラリア
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米フロリダ(Florida)州デービー(Davie)で、チョコレートをハート型の型に流し込む女性(2009年2月13日撮影。資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle

【3月26日 AFP】オーストラリア・シドニー(Sydney)の市議会では、議会が行う行事などでは「残酷な方法によらない」食品を使用するという方針が新たに導入され、赤肉や卵、さらには同国で最も人気のあるビスケット「ティムタム(Tim Tams)」の提供が禁止された。議会の広報担当者が25日、明らかにした。

 Shayne Mallard議員はAFPに対し、「このおかしな方針に気づいたのは、議場からティムタムが消えた時だった。議会スタッフに問い合わせたところ、スタッフは『ティムタムに使われているチョコレートは、児童労働問題のあるコートジボワール産なので、議場での提供を中止しました』と答えたんだ」と語った。

 Mallard議員によると、新たな「持続可能で健康的、かつ残酷な方法によらない」食品を使用するという方針では、卵や赤肉も禁止対象となっており、オーストラリアのよき伝統といえるバーベキューもできなくなる可能性もあると指摘する。

 魚類の提供は行われているものの、海洋保護活動家などから「捕獲や消費に適している」と認められた種類に限られているという。また、農産物はシドニー周辺で栽培されたものである必要もあるという。

 Mallard議員は、「この方針はオーストラリアの大部分の人には関係のないことだし、人びとも無視するだろう。政治的公正がちょっと行き過ぎたのだと思う」と語った。

 Mallard議員は、チョコレートでコーティングされたティムタムには、児童労働を行っている集団農場で作られたカカオが使用されている恐れがあると伝えられたというが、(ティムタムの製造元の)アーノッツ(Arnott's)は、事実無根だとしている。(c)AFP

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