【2月7日 AFP】バングラデシュで1年間にわたって行われていたネズミ狩りコンテストで、同国北部の農家の男性が3万9650匹を殺し、2008年のネズミ狩りチャンピオンとなった。

 Binoy Kumar Karmakarさん(40)は、わなや毒薬、水没などの方法を駆使してネズミを殺し、証拠としてしっぽを集めた。その結果、見事2008年度のチャンピオンとなり、政府から14インチのソニー(Sony)製カラーテレビが贈られた。

 このねずみ狩りコンテストは、ネズミによる食物の食害を防止するための全国規模の取り組みの一環として実施された。

 農業当局の報道官はAFPに対し、「08年は、わが国の農業関係者は約2500万匹のネズミを殺した。なかでも3万9650匹を殺したKarmakarさんがチャンピオンだ」と語った。

 当局によると、バングラデシュでは毎年、コメや小麦、ジャガイモを中心とした農作物の最大10%が、数百万匹のネズミによる食害にあっているという。

 前年には、ネズミ被害で同国南東部チッタゴン丘陵地帯(Chittagong Hill Tracts)で作物が全滅し、いくつかの村で飢饉(ききん)が発生したという。この時、国連(UN)の世界食糧計画(World Food ProgrammeWFP)は12万人に対し4か月間の食糧支援を行った。(c)AFP