【1月27日 AFP】米ミシガン大学(University of Michigan)の研究チームが、皮膚病の一種、乾癬(かんせん)の発症に関連するとみられる7つの遺伝子を特定した。科学誌「ネイチャー・ジェネティクス(Nature Genetics)」電子版に25日、論文が掲載された。

 研究は、皮膚化学が専門のジェームズ・エルダー(James Elder)同大教授が主導したもので、乾癬発症の鍵となる遺伝子変異を探るため、欧州系の遺伝子を持つ人を対象に、乾癬患者1409人と、健常者1436人の遺伝子情報を調べた。

 さらに、研究チームは、乾癬症例5048件と対照群5041件から、最も遺伝子変化が起きやすい21種のDNAを調べた。

 その結果、少なくとも7つの遺伝子中の変異について、乾癬発症につながる免疫反応が制御できなくなるリスクがみられた。このうち、数種のDNAは乾癬治療の専門医によって特定されていたものだという。

 乾癬は皮膚に赤い発疹や白っぽい乾いた鱗屑(りんせつ)ができる皮膚病の一種で、悪化すると乾癬性関節炎を発症することもある。(c)AFP