【1月3日 AFP】20日に行われるバラク・オバマ(Barack Obama)次期米大統領の就任式のパーティーで、誰かと同じドレスを着て行ってしまうという、ファッションにおける最大の失敗を出席者がしてしまわないよう支援するウェブサイトが新設された。

 新設された「Dressregistry.com」は、パーティーの出席者に対し、当日着ていく予定の衣装のデザイナーや色、サイズなどを投稿するよう呼び掛けている。ウェブサイトの運営者は「誰かと全く同じ衣装を着ていく確率を低くすることが目的の1つ」だと述べる。

 しかし、この仕組みの最大の問題点は、出席者の全員が着ていく予定の衣装を投稿しない限り、確かなことはわからないということだ。

 皮肉なことに、誰とも同じ衣装にならない可能性が最も高いのは、米激安店のウォルマート・ ストアーズ(WalMart Stores)で購入した衣装で出席することを選んだ女性になりそうである。

 このような社会意識の高い女性は、「この経済状況の中で私に買えるのはウォルマートだけ。3000ドル(約28万円)のデザイナーズ・ブランドのガウンを着るなんて恥を知りなさい!米国の子どもたちは飢えているのよ!」と大声で主張するかも知れない。(c)AFP