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トルコ公営テレビ、元旦からクルド語放送を開始

  • 2008年12月22日 19:48 発信地:アンカラ/トルコ
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トルコ南東部のディヤルバクル(Diyarbakir)で行われた「平和の日」のデモで、クルド人を表す身分証カードへの変更を求めてトルコの身分証カードをかざし抗議する参加者たち(2003年9月1日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP

【12月22日 AFP】トルコで1990年代初めまで禁止されていたクルド語によるテレビ放送が、1月1日から公営チャンネルで始まる。反体制色の濃いクルド人社会との関係修復を目指しているトルコ政府にとって画期的な事業となる。

 クルド語番組は、国営トルコ・ラジオ・テレビ放送(TRT)の「チャンネル6(Channel Six)」で、24時間放送される。TRTのイブラヒム・シャヒン(Ibrahim Sahin)ディレクターは「国家イデオロギーの押しつけを排し、包括的な情報番組を提供する」と述べた。まだ準備段階で内容は公表されていないが、当初はトルコ在住のクルド人の多くが使用するクルマンチュ語の放送から開始するという。

 公営のTRTによるクルド語放送と、海外に拠点を置くほかのクルド語放送局は激しい視聴者獲得競争を繰り広げるだろう。海外からのクルド語放送は、トルコ南東部を中心とした視聴者にしっかりと浸透している。トルコ南東部は貧困地帯だが衛星放送受信用のアンテナはすでにこの地方の風景に溶け込んでいる。

 トルコ当局の狙いの一つは、デンマークの放送拠点から反政府的な戦闘的メッセージを送るRoj TVの影響力をそぐことだ。トルコのクルド人社会におけるRoj TVの人気は高いが、トルコ政府はデンマーク政府に対し、Roj TVはクルド人独立国家樹立を目指す武装組織「クルド労働者党(PKK)」の宣伝放送だと繰り返し抗議をしている。(c)AFP/Burak Akinci

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