【12月17日 AFP】(一部更新)イラクの首都バグダッド(Baghdad)で記者会見中のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領にイラク人記者が靴を投げつけた事件が、早速インターネット上でゲーム化された。誰でもバーチャルで米大統領に靴を投げつけることができる。

 このゲームは、英国のアレックス・チュー(Alex Tew)さん(24)が立ち上げた「靴下と恐怖(Sock and Awe)」。イラクの故サダム・フセイン(Saddam Hussein)元大統領を打倒するための米軍の作戦名「衝撃と畏怖(Shock and Awe)」をもじったもので、プレーヤーは30秒間に、演壇に身をかがめるブッシュ大統領の画像を目掛けて靴を投げつけるというもの。同サイトによると、16日の時点ですでに140万人がこのゲームを行ったという。

 ブッシュ政権のイラク政策に抗議して、靴を投げつけたイラク人のムンタゼル・ザイディ(Muntazer al-Zaidi)記者は、ブッシュ政権の政策に反対するアラブ世界で称賛を浴びている。

 チューさんは21歳の時、大学進学資金を得るために、1ピクセルを1ドル(約89円)で販売する「milliondollarhomepage.com」を立ち上げ、世界中の注目を集めたこともある。(c)AFP


「強打と畏怖(Sock and Awe)」の関連情報(英語)