【12月8日 AFP】18歳以上の米国人のうち53%がゲームを楽しみ、5人に1人は毎日かほぼ毎日ゲームをしている――。米民間調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)は7日、このような調査結果を発表した。

 年代別でみると、18-29歳では81%、30-49歳では60%、50-64歳では40%、65歳以上では23%と、高齢になるにつれ、その割合は減少している。

 男女別でみれば、女性の50%に比べ男性は55%と高い。

 学歴別では、大学で学んだ経験のある人は57%、高卒者は51%、高卒未満の人は40%がゲームを行っているという結果が出た。

 10代の子どもたち以上に、多くの大人がゲームを日常的に楽しんでいるという結果が出た一方、10代の子どもたちで日常的にゲームをする人の割合は97%に上る。

 今回の調査対象となった「ゲーム」とは、オンラインゲーム、パソコン、ゲーム機、携帯電話、ポータブルゲーム機などを含むが、中でもパソコンでゲームを楽しむという大人が38%と最も多い。しかし10代では、Xbox、プレイステーション(PlayStation)、Wii(ウィー)などのゲーム機を使う人の割合が89%と最も高い。

 また17歳以下の子どもがいる親は66%がゲームをやったことがあるが、子どものいない成人は47%と、子どもがいる方がゲームをやるという結果が出ている。

 今回の結果は、2007年11月から2008年2月までに10代の子どもたち1102人に対して行われた調査と、2007年10月から12月までに成人1063-2054人に対して行われた調査をまとめたもの。数パーセントの誤差が含まれるという。(c)AFP