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ノーベル文学賞のル・クレジオ氏が会見、「多様な文化への尊重が大切」

  • 2008年12月08日 15:11 発信地:ストックホルム/スウェーデン
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スウェーデン・ストックホルム(Stockholm)のホテルで記者会見するジャン・マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ(Jean-Marie Gustave Le Clezio)氏(2008年12月6日撮影)。(c)AFP/SCANPIX/Soren Andersson

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【12月8日 AFP】2008年のノーベル文学賞を授賞し、授賞式に出席するためストックホルム(Stockholm)入りしているフランスの作家ジャン・マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ(Jean-Marie Gustave Le Clezio)氏(68)は6日、記者会見で、見過ごされがちな文化をも尊重する気持ちを持つよう訴えた。

 世界をどん欲に旅してさまざまな文化を探求し、メキシコやサハラ地方を舞台にした代表作があるル・クレジオ氏は、「すべての文化は、相互に触れ合わなければならない。このときに1つの文化が支配的になるということがあってはならない。世界には、沈黙させられた文化がたくさんある」と語る。

 ノーベル賞を「マイク」に例え、ノーベル文学賞受賞者という肩書きを、文化交流の促進に役立てたいとも語った。「(ノーベル賞受賞者の発言には)誰もが耳を傾ける。国際的に認知されていない人が発言しても、無視されることが多い」

 同氏の授賞理由についてスウェーデン王立科学アカデミーは、「新しい出発、詩的冒険、官能的エクスタシーの作家であり、支配された文明社会やそれを超えた人間性の探求者」とたたえている。

 これについて、モーリタニアの国籍も持つル・クレジオ氏は、「とても光栄に思う。わたしも自分自身をそのように考えている。国や言語を超える共通のコミュニケーションというものがある」と話した。

 授賞記念スピーチは7日、授賞式は10日に行われる。(c)AFP

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