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更年期は同性への対抗意識を和らげる、英大学研究

  • 2008年11月15日 02:42 発信地:パリ/フランス
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キスをする男女(2008年4月7日撮影)。(c)AFP/60 MINUTES

【11月15日 AFP】女性の更年期によるホルモンの変化は、健康的でたくましい男性をめぐる同性への対抗意識を和らげる。英アバディーン大学(University of Aberdeen)などによるこうした研究結果が、12日の英専門誌「バイオロジー・レターズ(Biology Letters)」に発表された。

 研究は、更年期は女性が同性の若い世代を見る目を変え、「女性らしい」顔を好む傾向に大きく傾くようになると論じている。

 これまでの研究では、子どもを産める年齢の女性は、特に排卵期において、ほかの女性の顔を過小評価する傾向にあることが分かっている。

 ベネディクト・ジョーンズ(Benedict Jones)教授らは、こうした傾向が更年期を迎えて変化するのかの実験を行った。

 実験では、更年期前後の40-64歳の女性に、本来の顔と、コンピューターでわずかに細工して「より男らしく」または「女らしく」した顔をペアにした、男女各20人の写真計50組を見せた。顔の性差は、コンピューターで再現した。

 すると、更年期を終えたグループでは、更年期を終えていないグループに比べ、女性の顔の「女らしい」写真の方がより魅力的と答える確率がはるかに高かった。

 ジョーンズ教授は、「更年期を終えると、魅力的な女性や女らしい女性と競争する必要性が減るのではないか」と分析している。

■男性の顔では…

 一方、男性の顔の方では、更年期を終えたグループ、終えていないグループともに、どちらかというと「女性らしい顔」を好むという結果が出た。

 これについて教授は、写真の顔年齢を18歳程度に設定したことから、被験者に「パートナーとしての性的魅力」よりも「母性本能」を呼び覚ました可能性があるとしている。

 研究チームは今後、更年期が、30代、40代、50代の男性の顔についての好みに変化を生じさせるかを調査したい考えだ。(c)AFP  
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