【11月13日 AFP】イスラエル軍の兵士が、故イツハク・ラビン(Yitzhak Rabin)首相の没後12周年追悼式典中にあくびをしたとの理由で、刑務所に3週間入れられることになった。

 この兵士の母親が地元ラジオ局に語ったところによると、兵士は10日に行われた式典で、所属する空軍基地の司令官のスピーチの最中に、「口を覆わずに」あくびをした。

 司令官はこれに気付いてスピーチを中断。式典後、「不敬をはたらいた」として、この兵士に21日間の刑務所入りを命じたという。

 1995年に暗殺された故ラビン首相は、軍人としての経歴と1990年代にパレスチナとの和平への道を開いた偉業から、国民的英雄として尊敬を集めている。(c)AFP