【10月21日 AFP】「そなえよつねに」のモットーで知られる英スカウト連盟(Scouting Association)は20日、同連盟の14-18歳までのメンバー「Explorer Scout」は性教育をより詳しく受けるため、セクシャルヘルス関連の医療機関へ研修に行くこともあるとする内容も含んだ新ガイドラインを発表した。

 ガイドラインによると、スカウト運動の指導者は、メンバーの若者らが避妊せずに性行為を始めたり続けている可能性が高いと判断した場合、コンドームの配布も行うという。

 英スカウト連盟のピーター・ダンカン(Peter Duncan)総長は「われわれは現実的になって、若者のおよそ3分の1が16歳になる前に、それ以上の若者が16か17歳で性行為を経験しているということを受け入れる必要がある」と語った。

 その上で、ダンカン総長は「スカウト運動は、宗教的、社会的なものも含め国内のあらゆる共同体に属する人びとに影響を与える。だから、スカウト運動に参加する大人は、安全で責任ある性行為を奨励する義務がある。また、組織として、性行為について健全なアドバイスを行う責任がある」と強調した。

 ガイドラインによると、スカウト運動の指導者は「若者らを若年期に性行為を行うべきとの圧力に打ち勝つよう導き、こうした問題を若者の保護者に対しても訴えていく」べきだとする一方、必要な場合は「適切な情報を提供するよう備えておく」必要があるとされている。

 セクシャルヘルス関連の医療機関への研修については、「こうした機関に対する偏見を排除し、アドバイスの理解を深める」ためだとしている。(c)AFP