【10月1日 AFP】ロシア最高裁判所は1日、帝政ロシア最後の皇帝ニコライ2世(Nicholas II)とその家族が、ボリシェビキ政権の弾圧の犠牲者だったとして正式に名誉を回復させた。裁判所の広報担当者が明らかにした。ニコライ2世らロマノフ家の名誉回復は、親族が長い間要求していた。

 90年前、ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世とその家族は罪を犯したとして殺害され、ボリシェビキ政権による革命の正当化に利用されたが、最高裁はロマノフ家の責任を一切否定した。(c)AFP