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チリ政府、観光の目玉に「UFOの道」をプロモート

  • 2008年08月21日 02:55 発信地:サンティアゴ/チリ
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アルゼンチンのパタゴニア・アンデス(Patagonian Andes)に沈む夕日(2008年5月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/JUAN MABROMATA

【8月21日 AFP】地球外生命からのコンタクトがあるとのうわさが高いアンデス(Andes)山脈奥地の町に、チリ政府が観光の目玉として大きな期待をかけている。

 チリの首都サンティアゴ(Santiago)から南に240キロメートル離れたアンデス山脈の山間にある町サンクレメンテ(San Clemente)に、同国で初めての「UFOトレイル(UFOの道)」が開通された。全長30キロメートルの道のりの終点はUFOが着陸すると思われている場所で、「UFO監視台」も設置されている。

 UFOトレイルを全面的にプロモートしているチリ観光庁(Sernatur)のOscar Santelices長官は「UFOトレイルの創設を支援する理由は、観光客にとってホット・スポットになると専門家たちのお墨付きだからだ」と語る。
 
 しかし、第一種から第三種の接近遭遇、そして起こってはならないことだが第四種接近遭遇(異性人による誘拐)を期待して海外から押し寄せた観光客が、終点でもしもUFOに遭えなくても最低限、のどを潤すバケツ満杯の水は用意されているという。観光チラシには「サンクレメンテに来れば必ずUFOを見られるとは保証できない」と断り書きがされている。

 UFO好きや宇宙のミステリーに興味を持つ人々の中には、地球外生命との関連がしばしば論じられ、上空から見下ろさないと全体像が分からない「ナスカの地上絵(Nazca Lines)」で知られる隣国ペルーを訪れる人々が多いが、サンクレメンテは昔からUFO通にとって隠れた「聖地」だった。UFO研究家らによると、サンクレメンテでは1990年代半ば以降、数百件のUFO目撃情報が報告されているという。

 チリのUFO研究家グループAIONの代表は、1995年1月から1996年半ばまでの間、1週間に1度の目撃があったと説明する。最後の目撃情報は今年2月の第3週目だったという。「約400メートル離れたところでオレンジ色の物体が揺動運動をしていた」との報告だ。

 サンクレメンテにおけるUFO目撃に関して特に注目されているのが、町から60キロメートル離れた標高2300メートルの火山地帯にあるEl Enladrilladoと呼ばれる平地だ。ここは「UFOトレイル」最大の目玉。険しい山道を数時間、徒歩でしかたどり着けない。

 この場所を地元の人たちは「UFOの離着陸場」だと信じている。AIONの代表によると、この場所では「周囲の水辺や森林に消えていく光る球体が目撃されており、人間の行為としては説明できない」。

 チリ観光庁によると、「UFOトレイル」にはさまざまな目撃情報を記した看板のほか、お腹が空いたり疲れた「地球人」のためにレストランやキャンプ場、ホステルや山小屋などの宿泊施設も完備されている。(c)AFP
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