オーストラリア中部のアーカリンガヒル(Arckaringa Hills)を臨むシンプソン砂漠(Simpson Desert)の風景(2005年7月6日撮影)。(c)AFP/Torsten BLACKWOOD
【7月31日 AFP】オーストラリアの砂漠地帯へ金鉱探しに出かけた害虫駆除業者の男性が、遭難したところを普段は駆除しているシロアリに逆に命を救われるという因縁深い体験をした。
オーストラリアン(Australian)紙によると、テオ・ロスミュルダー(Rosmulder)さん(52)は妻や4人の仲間とともにウエスタンオーストラリア(Western Australian)州の砂漠地帯で金鉱を探していたが25日、道に迷ってしまった。ロスミュルダーさんは水も食料も持っていなかったが、シロアリの巣に遭遇し、アリ塚を「ぶっこわし」「はまりこんで」シロアリを食べ、先住民アボリジニのトラック運転手に29日に発見されるまでの5日間をしのいだ。
警察によると、ロスミュルダーさんが保護されたのは、ラバートン(Laverton)北方130キロのキャンプ地から10キロ離れた地点で、健康状態は良好だったという。
ロスミュルダーさんの仲間たちは、集合時刻になってもロスミュルダーさんが集合場所に戻ってこなかったため、すぐに捜索願いを出していた。
ロスミュルダーさんは「普段は食べていく金を稼ぐために殺しているシロアリに命を救われるなんて不思議だ」と語っている。シロアリはタンパク質が豊富で栄養価が高いという。(c)AFP
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