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南ア裁判所、中国系住民を「黒人」と裁定 優遇措置の対象に

  • 2008年06月20日 09:06 発信地:ヨハネスブルク/南アフリカ
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南アフリカ・プレトリア(Pretoria)の高等裁判所(2003年5月26日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER JOE

【6月20日 AFP】南アフリカ・プレトリア(Pretoria)の高等裁判所は18日、中国系住民を黒人に分類するという画期的な裁定を下した。これにより、アパルトヘイト時代に差別を受けてきた黒人らに付与される各種の優遇措置を、中国系住民も受けられることになる。

 この裁判は、同国の中国人協会「Chinese Association of South AfricaCASA)」が起こしたもので、アパルトヘイトによる経済格差の是正を目指した法律で中国人が対象外とされているのを不服としており、黒人経済権限付与計画や積極的差別是正措置で黒人、インド人、カラード(混血)は恩恵を受けている一方、中国人は依然として社会から取り残されていると主張している。

 CASAのパトリック・チョン(Patrick Chong)会長は、今回の裁定を「勝利」と喜んだ。「アパルトヘイト時代には、わたしたちはカラードと呼ばれたが、(1994年にアパルトヘイトが撤廃されて)民主主義国家が成立した後は、カラードとは見なされなくなり宙ぶらりんの存在になっていた」

 CASAによると、同国の人口4700万人のうち中国系は1万人程度存在するという。(c)AFP
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