【5月15日 AFP】アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)の北420キロにあるヘネラル・ロカ(General Roca)の市長は14日、市の境界線のすぐ外側でトラック運転手が無認可の売春宿に立ち寄り、積み荷の大豆で支払いをしているとして不満をあらわにした。

 アルゼンチンでは売春宿は違法だが、バーを装って営業を続けている。

 Norberto Bergami市長は「社会的にも衛生的にも大きな問題」と指摘、「トラックの運転手たちが(売春宿に)立ち寄り、積み荷の大豆で支払いをしていることは誰でも知っている」と話す。

 市長によると売春宿の経営者はその大豆を闇市で売りさばいているが、市の境界線を越えているため取り締まり権限はないのだという。(c)AFP