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英国王室に変化を求める声の中、エリザベス女王が82歳に

  • 2008年04月22日 19:39 発信地:ロンドン/英国
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ロンドン(London)のヒースロー空港(Heathrow Airport)第5ターミナルのオープニング式典に出席したエリザベス女王(Queen Elizabeth II、2008年3月14日撮影)。(c)AFP/Paul Grover

【4月22日 AFP】オーストラリアで英連邦からの独立の動きが見え始め、英国国内で王室改革に向けた動きが起こる中、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)が21日、82歳の誕生日を迎えた。

 この日、すべての政府関連の建物に午前8時から日没まで英国国旗が掲げられ、各地で祝砲が撃たれた。バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)の広報によれば、女王はロンドン(London)西方のウィンザー城(Windsor Castle)でささやかな夕食会を開いたという。より穏やかな天候となる6月の土曜日には、誕生日を祝う公式パレードが行われる。

 女王は現在、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ジャマイカを含む16か国からなる英連邦の元首を務める。

 オーストラリアのスティーブン・スミス(Stephen Smith)外相は20日、英連邦からの独立は「不可避」だが、エリザベス女王の在位中はその人気ぶりから無理だろうと語った。

 独立問題は、オーストラリアの首都キャンベラ(Canberra)で2日間にわたり開催された「2020年サミット(Australia 2020 Summit)」で表面化した。前年11月の選挙で12年にわたる保守政権に終止符を打ったケビン・ラッド(Kevin Rudd)首相の呼びかけにより1000人の「優秀な」オーストラリア人が集まったこのサミットでは、同国の将来像が話し合われた。

 スミス外相は、「行動を起こす適切な時期は、現君主が王位を退いたときだろうとの見方がある」と語った。

 一方、英国では、王位継承法を見直そうとの動きがある。ベラ・ベアード(Vera Baird)法務次官はサンデー・タイムズ(Sunday Times)紙に対し、平等法の制定をきっかけに王位継承順位で男子を優先する現行法を廃止したい、「王室をできる限り社会に溶け込ませる必要がある」と語った。 

 ベアード法務次官はまた、国教としての英国国教会の存在を考えると問題は複雑だとしながらも、カトリック教徒と結婚した王室メンバーを王位継承順位から外す法律も廃止したいと語っている。

 こうした動きに対し女王も異論がないことを数年前から明らかにしている。とはいえ現行法の改定には、英連邦の全構成国の国会で承認が不可欠だ。(c)AFP/Robin Millard
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