
【4月14日 AFP】カンボジアの病院を経営する医師が13日、仏大統領夫人カーラ・ブルーニ(Carla Bruni)さんのヌード写真競売による売上げ金の寄付を受け取ることを拒否した。
この写真は、ブルーニさんがモデルだったころの1993年に撮影されたもの。先週ニューヨーク(New York)で行われたクリスティーズ(Christie's)のオークションで9万1000ドル(約920万円)で落札された。
Le Matin Dimanche紙によれば、カメラマンのミッシェル・コント(Michel Comte)氏が、写真を出品したドイツのコレクターGert Elfering氏に対し、売上金を慈善団体に寄付するよう説得したという。
売上金の寄付受け取りを拒否したのはカンボジアでKantha Bopha小児病院を経営するスイス人のBeat Richner医師。週刊紙Le Matin Dimancheのインタビューで「この病院の患者たちの気持ちを尊重して決めた。女性の肉体を利用して収入を得るこのは(カンボジア人にとっては)侮辱的なこと」と説明。カンボジアでは「ヌードの利用に対する考え方が西洋とは違う」という。
さらに、「この寄付の本当の狙いは、オークションとカメラマンに注目を集めることだ。この病院も利用しようとした」として、自分が経営する病院が、メディアがブルーニさんを利用する片棒を担ぐようなまねは避けたかったと語った。
Richner氏が受け取りを拒否したため、寄付金は飲料水の洗浄方法を開発しているスイスの研究機関に贈られることになったという。(c)AFP
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