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ダイアナ元妃の死因究明審理の評決 英各紙の反応

  • 2008年04月08日 13:34 発信地:ロンドン/英国
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慈善活動の一環としてロンドン(London)の病院を訪れた、生前のダイアナ(Princess Diana)元英皇太子妃(1996年3月6日撮影)。(c)AFP/GERRY PENNY

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【4月8日 AFP】英ロンドン(London)の高等法院で開かれていたダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)の死因を究明する審問で7日、運転手の飲酒とパパラッチの追跡による事故で死亡したとする評決が出されたことを受け、8日の英新聞各紙は、この事故についてこれ以上騒ぎ立てず、ダイアナ妃が安らかに眠ることができるよう期待するとの論調が目立った。

 ガーディアン(Guardian)紙は社説で、陪審団は「エジンバラ公(Duke of Edinburgh)やMI6、モサド(Mossad)、火星人などが関与した陰謀は存在しないと結論付けた」と述べた上で、「その通り。終了。十分。どうでもいい(That's it. The end. Enough. Let it be)。」と強調。さらに、「この審問は茶番で、終了して喜ばしい。もう2度とこんなことに付き合いたくない」としている。

 元妃の交際相手ドディ・アルファイド(Dodi Fayed)氏の父モハメド・アルファイド(Mohamed Al-Fayed)氏は審問で、同妃がイスラム教徒のドディ氏と結婚することを防ぐため、英王室が関与した陰謀によって2人は殺害されたと主張していた。だが、これに関しても、アルファイド氏は主張を取り下げ、評決を受け入れるよう求める論調も出ている。

 デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)紙の社説は、息子を失ったアルファイド氏の悲しみは理解できるとしながらも、手当たり次第に陰謀論を唱える被害妄想的な行動は、人々からの同情を受ける余地を自ら破壊するものだと指摘した。

 タイムズ(Times)紙は、「悲劇と疑惑から始まったこの審問は、法の裁きによって結論を得た。関係者はすべて、この評決を受け入れるべきだ」とする。

 インディペンデント(Independent)紙の社説も同様に、「6か月という審問期間、250人の証人、支出された多額の公費などを考えると、ようやく終わったことに安堵(あんど)のため息が出るのを禁じえない」とする。

 一方、デーリー・エクスプレス(Daily Express)だけはこの審問は終わっていないと指摘している。同紙は、ダイアナ元妃の死因についての陰謀論を多数展開し、その多くは月曜に掲載されることから「ダイアナ・マンデー・ヘッドライン」として有名になった。

 同紙は、審問は「正義の追求のために進む方向を示した」と指摘するとともに、元妃の運転手のアンリ・ポール(Henri Paul)氏は死亡してしまったが、事故当夜、パリ(Paris)市内を走行していた自動車のうち数台は過失致死罪に問えるだろうとしている。さらに、「フランスの司法制度が英国の司法制度と同じように時間がかかるならば、決着まではあと数年かかっていただろう」と締めくくっている。(c)AFP

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