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リンカーン米大統領の直筆文書、来月競売に 落札予想額は約5億円

  • 2008年03月08日 17:32 発信地:ニューヨーク/米国
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ニューヨーク(New York)で競売会社サザビーズ(Sotheby's)が公開した、4月開催のオークションに出品される、エーブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)第16代米大統領が書いた奴隷制度の廃止を求める子供たちからの嘆願書への返事(2008年3月7日提供)。(c)AFP/Sotheby's New York Presidential and Other American Manuscripts from the Dr. Robert Small Trust

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【3月8日 AFP】競売会社サザビーズ(Sotheby's)が来月3日にニューヨーク(New York)で開催するオークションに、トーマス・ジェファソン(Thomas Jefferson)3代米大統領、エーブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)16代米大統領の直筆文書が出品されることが明らかとなった。

 リンカーン大統領の直筆文書は、奴隷制度の廃止を求める子供たちからの嘆願書への返事で、1864年に書かれた。

「子供たちの心が正義と思いやりで満たされていることを知ってとてもうれしい。子供たちの願いをすべて叶える力は私にはないが、神様にはその力があり、必ずそうしてくれると覚えていて欲しい」と、情にあふれた内容で、落札価格は500万ドル(約5億1300万円)に上ると予想される。

 同大統領が1863年、米史上最高の演説とされる「ゲティスバーグの演説」を行った日の署名もオークションに出品される。

 米南北戦争最大の戦いとなった同年7月のゲティスバーグの戦いで死亡した人々の墓地を奉納する際に署名された。落札価格は100万ドル(約1億円)と見込まれている。

 ほかにも「建国の父」の1人、ジェファソン大統領が書いた手紙も出品される。同大統領はこの手紙で、当時現職だったジョージ・ワシントン(George Washington)初代大統領の健康状態を憂慮している。

「われわれは(リンカーン)大統領を失おうとしている。彼は肺炎に侵され、5日目には医師3人のうち2人からまもなく亡くなるだろうと言われた」「しかしながら自然の力のおかげで、大統領とわれわれは安心した。一般民衆が今回の出来事にどれほど不安を抱いていたか理解できないにちがいない。それほど彼の命に頼っているということだ」とジェファソン大統領は書きつづっている。

 両利きだったジェファソン大統領は面白いことに、手紙の大部分を左手で書いたが、追伸部分は右手で書いている。この手紙の落札価格は、30万ドル(約3000万円)と予想されている。(c)AFP

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