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シエラレオネで、女子割礼の存続を訴えて女性たちがデモ

  • 2008年03月06日 08:18 発信地:フリータウン/シエラレオネ
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コートジボワールのアビジャン(Abidjan)で、女性器切除に使用するナイフを見せる割礼師(2005年11月17日撮影)。(c)AFP/KAMBOU SIA

【3月6日 AFP】シエラレオネのカイラフン(Kailahun)の町で4日、女性800人あまりが女子割礼の存続を訴えるデモを行った。

 カラフルなビーズと貝殻で着飾った女性たちは、「われわれの伝統儀礼を奪うな」という内容の歌を歌い、女子割礼の廃絶に向けた動きを見せているシエラレオネ政府や、廃絶運動を展開している海外の人権保護団体に抗議の声を上げた。

 首都フリータウン(Freetown)から東に300キロのところにあるこの町は、女性器切除(FGM)が盛んに行われているとされる。

 FGM廃絶運動の支援団体「National Emancipation for Progress(進歩のための国民解放)」は、FMGの根絶に向けたワークショップやセミナーを多数開催しているが、「FGMは無害で、女性の貞操を守ってくれるし宗教的価値もある」とする人々からの反対は根強い。

 デモを主催したボンド秘密結社(Bondo Society)の幹部の1人は、「力を示すために」デモを行ったと言う。「海外の支援団体から資金を受け取ってFGMに戦いを挑む組織は、負け戦をしている。支援団体はむだなお金を使うな。われわれはわれわれの文化を守る」

 デモに参加したある女性は「わたしたちはこの文化を100年以上も前から受け継いでいる。(FGMにより)夫への忠誠も確固たるものになる」と語る。

 教師だと言う別の女性は「わたしたちはFGMを文化として愛してきたし、これからも愛し続ける。大統領には、わたしたちの支持を失いたいのであればどうぞFGM根絶を訴え続けてくださいと言いたい」と語った。
 
 ほかのアフリカ諸国にならって政府がFGM禁止令を出した場合にどうするかと聞かれ、先ほどの幹部は「われわれを抑えることはできないだろう。過去の政府はわれわれの社会に介入してこなかった。なぜ今ごろになってという気がする」と答えた。

 世界保健機関(WHO)は、FGMはアフリカ28か国で行われているとし、保健衛生の観点からFMGに反対の立場をとっている。(c)AFP

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