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酸素バーがフランスでも流行、でも「高濃度」は危険

  • 2008年02月27日 08:31 発信地:パリ/フランス
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パリ(Paris)初の酸素バーで濃縮された酸素を吸引する女性(撮影日不明)。(c)AFP

【2月27日 AFP】酸素バーがフランス各地に広まりつつある中、健康関連当局は酸素のメリットについて疑問を抱き始めている。

 健康と安らぎをもたらすとして、酸素バーは1990年代後半からカナダ、カリフォルニア(California)、英国、日本などのナイトクラブ、ヘルスクラブ、空港、貿易見本市などで広まり始めた。

 しかし、パリ(Paris)で初めての酸素バーは、今月オープンしたばかりだ。しかも、「疲労、ストレス、気持ちの落ち込みの解消」をうたうこのバーは、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領と妻カーラ・ブルーニ(Carla Bruni)さんのキューピッド役としても知られる仏広告大手の重役、ジャック・セグエラ(Jacques Seguela)氏が所有するものだという。そのため、オープニングには著名人や政界の実力者たちが招待された。

 エッセンシャルオイルで香り付けされた酸素を吸ったジャック・ラング(Jack Lang)元文化相は「技術的効果というより心理学的効果」と評した。グザビエ・ベルトラン(Xavier Bertrand)労相は「悪くない」、リュック・フェリー(Luc Ferry)元国民教育相は「すばらしい」と感想を語った。

 酸素バーでは通常(約21%)より高い濃度の酸素(最高95%)が提供され、効果を感じるためには最低10分の吸入が必要だという。

 一方、濃度99.5%の酸素は医薬品とみなされており、関連当局者らは酸素バーを規制すべきか否か、頭を悩ませている。フランス医薬品庁(French Drugs AgencyAfssaps)はAFPに対し、酸素バーについて検討し始めたことを明らかにした。

 Afssapsで健康製品の適切な使用法を管理するMarie-Laurence Gourlay氏は「これは健康製品なのかどうか、自問自答している」とし、「一定水準(99.5%)以上の濃度と長時間(6時間以上)の酸素吸入は肺や中枢神経系に害を与える可能性があることが分かっている」と語る。さらに、エッセンシャルオイルも種類や濃度、使用法によっては健康被害をもたらす恐れがあるという。

 同氏は今後、酸素バーのほか、頭痛や鼻風邪への効果をうたっている幾つかのオイルと酸素の混合物について、監視を続けていく方針を明らかにした。(c)AFP/Pascale Mollard-Chenebenoit
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