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南仏ワインが世界市場で復活、おしゃれなボトルなど革新的工夫も

  • 2008年02月26日 10:21 発信地:モンペリエ/フランス
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フランス南西部ボルドー(Bordeaux)で開かれた世界最大のワイン見本市「ヴィネクスポ(Vinexpo)」でフランス南西部産ワインを試飲する女性たち(2003年6月25日撮影)。(c)AFP/PATRICK BERNARD

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【2月25日 AFP】世界で最古・最高品質のワイン産地の1つである南仏が今、新たな注目を集めている。革新的なワイン生産が行われ、さらに国内屈指の主要ワイン輸出地域となっているからだ。

 南仏のワイン産業は、5、6年前、「新世界」と呼ばれるオーストラリア、米国、チリ、アルゼンチンなどのワイン生産地との競争に負け、大きな打撃を受けた。だが、南仏ワインが近年、順調に巻き返しを図りつつあることことは、モンペリエ(Montpellier)で開催された地中海ワイン見本市「第8回ヴィニシュッド(Vinisud)」の参加者の目にも明らかだったという。南仏では2007年には700万ヘクトリットルのワインを輸出している。

 ワイン生産地として世界的に有名なローヌ(Rhone)地方やラングドック(Languedoc)地方などを含む南仏では、新たなアイディアを取り入れたワイン生産も盛んだ。同地域では「Arrogant Frog(ごう慢なカエル)」「Fat Bastard(太った嫌なやつ)」「Rhoning Stones(ローニングストーンズ」「Bois-Moi(わたしを飲んで)」など人目を引く名称のワインが登場している。

 これまでになかった、大衆受けするおしゃれなデザインの容器も登場した。ワイン製造会社ボワッセ(Boisset)は、牛乳用紙容器に詰めたワイン「フレンチラビット(French Rabbit)」を販売したことで知られるが、このほどアルミ製のワインボトルも採用した。同社の輸出部門責任者は「わたしの知る限りではこれが初のアルミ製フルボトルだ」と語る。牛乳用紙容器、アルミ容器はともに、主に海外輸出での利用を視野に入れたものだ。また、遅くとも来年には同じく牛乳用紙容器に入った新製品「オーガニック・フレンチラビット(Organic French Rabbit)」の販売を開始する。

 さらに南仏のワインは、味そのものがボルドー(Bordeaux)やバーガンディ(Burgundy)産中級ワインの大半より優秀だとされている。気候と土壌状態がワイン生産にとって理想的なのだという。

 また、これらのワインより下位のカテゴリーに位置づけられるヴァン・ド・ペイ・ドック(Vins de Pays d'Oc)の生産には、独自性に富んださまざまな製法が用いられている。木材チップ、木板を使えるほか、かんがいシステムを導入したり、より商用に適した種を栽培することもできるという。(c)AFP

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