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2008年2月13日、インドのバンガロール(Bangalore)にある路上でバレンタインデー用のバラを用意する花売り。(c)AFP/Dibyangshu SARKAR
【2月14日 AFP】2月14日のバレンタインデーは、インドではイスラム教やヒンズー教の原理主義者たちを激高させかねない行事だが、同国のあるバラ栽培企業はこの日を前に、世界の生花栽培業の中で最も多くのバラを輸出している。
バンガロール(Bangalore)に拠点を置くこの世界一のバラメーカー、カルトゥリ・ネットワークス(Karuturi Networks)は、インド、ケニア、エチオピアで生花を栽培している。今年のバレンタインデーに向けては欧州を中心とする世界市場に約1800万本のバラを輸出した。同社幹部によるとこの本数は昨年の4倍だという。地元インドでの売り上げも100万本で、前年比25%の伸びとなっている。
カルトゥリは2007年10月、オランダの生花メーカー、シェアホランド(Sher Holland)がケニアで展開していた事業を5000万ユーロ(約80億円)で買収した。これによりカルトゥリの年間バラ生産高はそれまでの1億3000万本から6億5000万本に急増。同社では今後3年間で10億本まで増産する方針だ。
■イスラム、ヒンズー強硬派による「バレンタイン襲撃」
インドではこれまで、バレンタインデーにデート中のカップルをヒンズー教やイスラム教のグループが襲撃する事件もあった。
カシミール(Kashmir)地方の分離独立を掲げる女性たちばかりのグループは前月、地元のイスラム教徒らに対し「不道徳」をあおるバレンタインデーを祝わないよう呼び掛けた。「信仰の娘たち」と名乗るこのグループは、特に若い世代に警告を発した。
一方「愛の祭りを祝うことは伝統文化に反する」と主張するヒンズー教強硬派も近年、バレンタイン商品を売る店舗やカップルを襲撃している。
しかし、人口11億人の半数以上が25歳以下を占めるインドで、バレンタインデー人気は高まる一方だ。
カルトゥリ・ネットワークスは、実業家のラーマクリシュナ・カルトゥリ(Ramakrishna Karuturi)氏が家業だった電線と送電塔製造を止め、バラ生産に切り替えたことをきっかけに設立された。(c)AFP
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