
【2月7日 AFP】旧正月前日の中国各地で6日、太鼓の音や竜の舞とともに旧正月を祝う準備が整った。各地の公園では廟会(縁日)が開かれ、旧正月のおおみそかから休暇の期間中、数万人が屋台や催し物を楽しむ。
特に北京(Beijing)では、竜潭公園(Long Tan Park)で五輪開催を半年後に控えた同市ならではの催しが人気を集めている。一般の人々に五輪をより身近に感じてもらおうと五輪主催者が同公園の廟会で企画した、五輪競技の体験イベントだ。
同イベントでは、子どもから大人まで、アーチェリー、射撃、フェンシング、ボクシングなど、テレビでしかお目にかかれない競技を実際に体験することができる。
射撃を体験した32歳の女性は「とてもハードだった。五輪優勝者は本当にすごい」と驚きをあらわにした。
体験イベントですでにさまざまな競技を試したという雑誌編集者のヤン・チー(Chi Yan)さん(26)は、「どの競技も非常に重労働だ。選手には脱帽する」と語る。これからローイングマシン(ボート競技の練習用機械)を体験するところだという。
「新年は家族や親しい人たちと過ごすもの」と語るヤン・チーさんは、旧正月にも家族と廟会に出かけるつもりだ。
こうしたイベントを企画したことについて、五輪組織員会の報道部門トップの王偉(Wang Hui)報道官は「実際に五輪競技を見られる北京市民は多くないかも知れない。一般市民の楽しみの場である廟会で、五輪競技を体験できれば、完ぺきな組み合わせとなる」と述べた。
五輪競技体験イベントの他にも、廟会では歌手、ダンサー、曲芸師、アーティストらのパフォーマンスが繰り広げられ、屋台ではサソリの串焼きなどの珍味が売られる。甘党には今年の干支のネズミをかたどった棒付きキャンデーや、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)指導者のウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者の形をしたあめまで売られている。北京五輪のマスコット「福娃(Fuwa)」の衣装でスケートを楽しむ少女の姿も見られた。(c)AFP
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