英国ロンドン(London)で撮影されたビートルズ(Beatles)の元メンバー、ジョージ・ハリスン(George Harrison)と夫人のオリビア(Olivia)さん(1978年9月8日撮影)。(c)AFP/PRESS ASSOCIATION
【2月6日 AFP】ビートルズ(The Beatles)に多大な影響を与えたことで知られるヒンズー教指導者、マハリシ・マヘシュ・ヨギ(Maharishi Mahesh Yogi)師が5日、オランダの自宅で死去した。同師が主催する瞑想団体「Transcendental Meditation、TM」の広報担当者が6日早朝、オランダ通信(ANP)に明らかにした。正確な生年月日は不明だが、91歳だったとされる。
前週にはマハリシ師がTM代表を退き後任にMaharaja Nader Raam氏が就任すると発表されたばかりだった。
インド生まれのマハリシ師は、1958年に独自の瞑想法「超越瞑想」を世界に広げる活動を展開。瞑想により全ての人間が幸福になれるという同師の思想は、ヒッピー文化が栄えた1960年代に欧米の若者を中心に絶大な支持をうけた。1968年にはビートルズのメンバー4人やビーチボーイズ(Beach Boys)のマイク・ラブ(Mike Love)がインドにある同師の道場を訪れている。
マハリシ師は1990年、オランダ南部Vlodropに移住。これに伴い「TM」本部も同地に移転した。現在、TMの信奉者は全世界に500万人いるとされる。
1967年の著書のなかで、同師は次のように述べている。「最も大切なことは幸福であること。成功も幸福を通じて生まれるものだ。どんな状況のなかでも幸福でありなさい。不愉快な出来事があっても、それは恵みの大海に降り注ぐ一滴の雨粒にすぎないのだから」(c)AFP/Stephanie van den Berg