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世界の子どもたちの想像力を育ててきたレゴブロック、誕生50周年

  • 2008年01月30日 12:30 発信地:コペンハーゲン/デンマーク
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ドイツ・ベルリン(Berlin)のレゴランド・ディスカバリー・センター(Legoland Discovery Centre)で巨大なゴム製のレゴブロックを組み立てる少女(2007年3月29日撮影)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL

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【1月29日 AFP】世界中の子どもたちの想像力を刺激し続けてきたデンマークのレゴ(Lego)ブロックが28日、誕生50周年を迎えた。数年前には、ハイテクコンピューターゲームとの激しい競争に、会社が倒産の危機にさらされていたという。

 レゴ社のGodtfred Kirk Christiansen氏がレゴブロックの特許を出願したのは1958年1月28日。今では世界中のほとんどすべての子どもたちのおもちゃ箱で見られるほど広く親しまれるようになった。

 成功の秘訣(ひけつ)について同社広報は「レゴブロックは子どもをはじめとする多く人たちの創造力、想像力、好奇心を育て、自由に使えるため、時代とともに風化せずに魅力的であり続ける」と語る。

 家族企業のレゴの社名は「よく遊べ」を意味するデンマーク語「Leg godt」に由来する。1932年にOle Kristiansen氏によって同社が設立された当初は、まだプラスチックブロックを製造していなかった。

 レゴブロックの組合わせの豊富さには驚くべきものがある。たった2個のブロックで24通り、6個のブロックでは9億1500万種類の組合わせが可能だ。

 年間4億人の子どもや大人が50億時間をレゴブロックの組み立てに費やしているという。レゴブロックは単なる子どものおもちゃではなく、大人の想像力をもかきたてるのだ。

 その後、ニーズに合わせてプリモ、デュプロなど、新製品も次々に開発された。

 この世界的成功の後、1990年代終わりにレゴはインターネットやコンピューターゲームとの激しい競争に苦しみ、設立以来初めての挫折を味わう。倒産の危機にさられる苦難の時期が数年間続いた。

 事業を拡大し、テーマパークの開園、衣料品、本、時計、マルチメディアゲームといったブランド製品の販売などを始めたが、1998年、2000年、2003年、2004年には数百万ドル規模の赤字を計上した。

 当時の専門家の間では、レゴブロックは子どもたちがエンジニアにあこがれた工業時代のものであり、現代の子どもは仮想世界から刺激を受けると指摘する声も上がっていた。2004年、経営状態が最も悪化した時期には、オーナーでCEOのKjeld Kirk Kristiansen氏が私財から8億クローネ(約170億円)を投じて会社を支えた。

 その数か月後、同氏からCEOの職を譲られた当時35歳のJoergen Vig Knudstorp氏、は経営状態を回復させるため、スタッフを一時解雇し、主幹業務に的を絞った経営を行うなどを実施。その結果、レゴは息を吹き返し、2006年には世界130か国で78億クローネ(約1650億円)を売り上げ、純利益も14億クローネ(約300億円)を計上した。

 現在では世界中で毎秒7箱のレゴブロックが売れ、毎年190億個のブロックが製造されている。これは地球の円周を5周以上回るきる量に相当する。(c)AFP/Slim Allagui

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