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【1月21日 AFP】ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領(52)と新恋人のカーラ・ブルーニ(Carla Bruni)さん(40)の話題は数週間にわたり世界中のゴシップニュースをくぎ付けにしているが、大統領が職務に集中していないとの懸念が同国の有権者の間で持ち上がる中、このロマンスは思わぬ面倒を招いているようだ。
サルコジ大統領自身は元モデルで歌手に転向したブルーニさんと結婚の意思があることを認めている。この結婚が大統領の人気にどのような影響を与えるかについて専門家の間では意見が分かれているが、今月になって初めてマイナスの評価に転じた。
パリ政治学院(Sciences Po university)のPhilippe Braud教授は「一夫多妻制を好むと公言するブルーニさんのような予測不可能な人物と一緒にいることで、サルコジ大統領は危険をおかしている」と語る。
同教授は、最悪のシナリオでは、フランス国民が大統領室の威厳は落ちたと見る状況に行き着くかもしれないが、彼女がうまく立ち回れば、彼女の容姿、教養、アーティストとしての人気、プロモーションセンスなどにより、時代の流れに乗って今風の大統領のイメージを形作るのに必要不可欠な役割を果たすかもしれないと指摘する。
世論調査によると、大統領とブルーニさんをめぐる一連の騒動は、年配で保守的な支持者を遠ざけたようだ。
2番目の妻セシリア(Cecilia)さんとの離婚から3か月後にヘッドラインをにぎわせた大統領のロマンスにより、失業率を下げ、成長を促すという選挙公約を無視しているとの批判が持ち上がり、大統領陣営を不安に陥れいている。
20日の仏日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュ(Journal du Dimanche)に掲載されたフランス世論研究所(IFOP)の調査によると、大統領支持率は47%と、この1か月で5%低下した。
政治評論家Dominique Reynie氏は、大統領が非常に深刻な危機に直面しているとし、「彼は改革に失敗したり、厳しい改革を断行したりすることなく支持率を下げた唯一の大統領だ」と指摘する。「これは清教徒の信仰についての話ではない。フランス国民はエリゼ宮に修道士を求めている訳ではない。ただ、生活費のことだけでなくグローバル化に関する基本的な問題についても心配している。フランス国民が求めているのは効率だ」
また同氏は、サルコジ大統領は国の要求の前に無力ではないことを証明するために、何としても「いくつかの良い結果」が必要だと指摘する。
サルコジ大統領のオフィスは、昨夏から採用した経済改革はまだ全面的な効果を見せておらず、改革の遅れが現在の大統領の人気の落ち込みを説明していると主張する。(c)AFP
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