
【1月11日 AFP】フランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領のセシリア(Cecilia)元夫人は10日、今週発売が予定されている自身に関する書籍について、パリ(Paris)の民事裁判所に対し出版差し止めを求める訴えを起こした。同書では、セシリア元夫人が同大統領のことを「遊び人」や「父親失格」などと発言していたことが明らかにされているという。
出版差し止めを求められているのは、Anna Bitton氏による「セシリア(Cecilia)」。セシリア元夫人に関する本は、この本も含め今週3冊も発売される予定で、カーラ・ブルーニ(Carla Bruni)さんとの交際にからみ支持率を下げているサルコジ大統領にとって、再び私生活に注目が集まることになりそうだ。
仏週刊誌ヌーベル・オプセルバトゥール(Nouvel Observateur)に掲載された同書の抜粋よると、セシリア元夫人はサルコジ大統領の側近たちを「権力に酔った若者の群れ」と発言、さらに、「ニコラ(サルコジ大統領)は遊び人」と語ったとされる。また、「ニコラはけちで、自分の子どもでさえ愛せない人」だとする発言も取り上げられている。
セシリア元夫人は11年間の結婚生活を振り返り、サルコジ大統領は「深刻な行動上の問題」を抱えており、しばしばそれはフランス大統領としてふさわしくないものだったことを告白しているという。
セシリア元夫人側は、完全な出版差し止めを主張しており、出版された場合は1冊20万ユーロ(約3250万円)の罰金を科すことも求めている。民事裁判所は11日に出版差し止めの可否を決定するとしている。
セシリア元夫人は声明を発表し、同書内に取り上げられている自身の発言に関して、自らの権利が保護されるためにあらゆる措置をとることを弁護士に要請したことを明らかにした。
サルコジ大統領の側近も、セシリア元夫人は同書で取り上げられている発言についてはきっぱりと否定し、大統領の私生活に関する報道に関しても「全く手がつけられない」として批判していることを明らかにした。
一方、セシリア元夫人とは数年来のつきあいがあるとされる著者のBitton氏はAFPに対し、「この本は、われわれがはぐくんできた長年の関係を基に、ジャーナリストとして出版したもの」で、今回の出版差し止め申請に関しては「非常に驚き、残念に思う」と語った。(c)AFP



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