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「土地を奪われるなら一家心中する」、ケニアで56人の大家族が墓穴掘り

  • 2007年12月24日 05:19 発信地:ナイロビ/ケニア
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2007年12月21日、ケニア中部のGatundu地方で、農地に墓穴を掘る家族。(c)AFP/Tony KARUMBA

  • 「土地を奪われるなら一家心中する」、ケニアで56人の大家族が墓穴掘り

【12月24日 AFP】ケニアで総勢56人の大家族が、政府が土地問題を解決してくれなければ集団自殺すると訴え、墓穴を掘り始めた。当局者が21日、明らかにした。

 同国中部のGatundu地方に住むこの家族は、家族の1人が売却してしまった土地から強制退去させられるなら一家心中するとほのめかし、約0.8ヘクタールの農地に墓穴を掘り始めたという。

 同地方の当局者は「一族には、事態を詳しく調べるから何も心配することはないと約束した」と語っている。

 親せきの1人が30万ケニア・シリング(約55万円)と引き換えに、農地を住宅開発業者にひそかに売却した後、姿をくらましたことが問題の発端となった。

 デーリー・メトロ(Daily Metro)紙は、その後、土地を競売にかけるとする通知が銀行からこの家族に届いたことで、にらみ合いの状態に発展したと伝えている。

 家族は20日、7日以内に問題が解決されなければ殺そ剤を飲み、自分たちで掘った墓穴に身を埋めるとの最後通告を発したという。

 ケニアでは、自殺未遂は犯罪とされている。

 また、国民約3500万人の大多数が貧困層に属する同国では、人口が密集する農耕地帯において土地問題が大きな課題となっている。(c)AFP

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