2007年11月28日、ポルトガルのリスボン(Lisbon)で、同日発行された世界初のコルク製の切手を貼った郵便物。(c)AFP/FRANCISCO LEONG
【11月30日 AFP】ポルトガルで28日、世界で初めてのコルク製切手が発行された。
発行されたのは1ユーロ(約160円)切手。非常に薄い「コルク製の紙」に印刷されており、厚さはわずか0.35ミリ、気泡構造というコルクの持つ性質から、第1刷の23万枚には1つとして同じものはない。
デザインはポルトガルの彫刻家、ジョアン・マシャド(Joao Machado)が担当した。丘の上に立つコルクガシの木が絵柄になっている。
首都リスボン(Lisbon)の国会議事堂で行われた政府主催の記念式典では、国内のコルク産業がどのように多角化を進めているかが紹介された。
ポルトガルは世界最大のコルク生産国で、原料となるコルクガシの林の面積は73万7000ヘクタールと世界全体の32.5%を占める。しかし一方で、生産者組合「Portuguese Cork Producers Association」のAntonio Amorim議長によれば、コルク栓が樹脂や金属製のふたに押され、コルク業界は多角化を余儀なくされているという。
コルク業界は現在、軽さ、耐久性、弾力性といったコルクの特性をいかし、被覆加工材、断熱材といった建築材料として、また宇宙航空産業などの最先端産業部門で成長している。また、再生可能という環境に優しい側面も多角化に貢献している。(c)AFP








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