オランダのアムステルダム(Amsterdam)のカイザース運河(Keizersgracht)沿いに立つ、「アンネの日記」に登場するクリの木(2007年11月19日撮影)。(c)AFP/ANP/Avert Elzinga
【11月22日 AFP】「アンネの日記」に登場するクリの木の伐採計画に対し、アムステルダム(Amsterdam)市の地元住民らから強い反対があったことから、同市の裁判所は20日、伐採を延期する決定を下した。
このクリの木は、ナチス占領時代、アンネ・フランク(Anne Frank)が隠れ家での生活を書きつづった日記の中に登場するもの。現在は博物館となっている隠れ家から見える、カイザース運河(Keizersgracht)沿いの住宅の庭に立っている。
樹齢は推定150歳で、寄生虫が発生し健康状態が悪化。倒れる危険性があるため、市当局とこの木の所有者は21日の伐採を決定していたが、近隣住民や森林保護団体Dutch Tree Foundationの活動家らが伐採反対を訴えていた。
裁判所の判事は20日、この木の状態を観察した上で「倒れる危険性はない」として、伐採の許可を2008年1月中旬まで延期することを決定。当事者に代替案を見出すよう命じた。
代替案は2008年1月1日まで市に提出されなければならない。その2週間後までに市当局は代替案を検討し、決定を下す。
保護団体は、木を鎖で固定することを提案している。所有者と市当局は、妥当な代替案を検討中だと語った。(c)AFP
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