【11月14日 AFP】(一部更新)インド南部のタミルナド(Tamil Nadu)州のヒンズー教寺院で11日、農民の男性と雌イヌの結婚式が行われた。この男性は15年前イヌ2匹を殺したためにかけられた「呪い」を解くため、雌イヌと結婚したという。

 同州シヴァガンガイ(Sivaganga)県に住む新郎のSelvakumarさん(34)は、15年前、自分の畑で交尾をしていたイヌ2匹に石を投げて殺し、死体を木に吊るした。するとその数日後、耳が聴こえなくなり話すことも歩くこともできなくなった。

 医師がさじを投げた頃、ある呪術師にこう言われた。「お前は殺したイヌに呪われている。呪いを解く方法はただ1つ。イヌと結婚して添い遂げることだ」

 以来、Selvakumarさんは自分の花嫁となるイヌを探し回った。そして最近になって友人から4歳の雑種のイヌ、Selviちゃんをもらい受けることができ、11日にヒンズー教式の本格的な結婚式を挙げるに至った。
 
 挙式当日、サリーと花輪をまとったSelviちゃんは、村の女性たちにより寺院に連れて行かれたが、群集に驚いて「逃走」。だがまもなく「夫」の元に連れ戻された。
 
 新郎の友人の1人は、こうつぶやいたという。「イヌの花嫁は、呪いを解くためだけのもの。呪いが解かれたら、やつは本物の花嫁を見つけるつもりさ」(c)AFP