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ナポレオンの妻の懐中時計、1億4300万円で落札

  • 2007年11月13日 12:15 発信地:ジュネーブ/スイス
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ナポレオン・ボナパルト(Napoleon Bonaparte)の妻ジョゼフィーヌ(Josephine Bonaparte)が使用した19世紀の懐中時計(2007年11月6日ジュネーブで撮影)。(c)AFP/Fabrice Coffrini

【11月13日 AFP】ナポレオン・ボナパルト(Napoleon Bonaparte)の妻ジョゼフィーヌ(Josephine Bonaparte)が使用していた懐中時計が12日、スイスのジュネーブ(Geneva)で行われたオークションで予想落札価格の7倍以上の150万スイスフラン(約1億4300万円)で落札された。

 オークションを主催した競売会社クリスティーズ(Christie's)は、落札者の詳細を明らかにしていない。

 1800年に金、エナメル、ダイヤモンドを用いて作られたこの時計は、天才時計師アブラアン・ルイ・ブレゲ(Abraham Louis Breguet)が1790年前後に発明した「モントレ・ア・タクト(montre a tact)」と呼ばれる時計の1つ。時計の針がケースで覆われていないため、ポケットから出さずに触るだけで時刻を知ることができる。当時、公共の場で時刻を確認するのは不作法だと考えられていた。
 
 ジョゼフィーヌは1799年、3000フランでこの時計の製作を依頼。1804年にナポレオンがフランス皇帝となった直後、ダイヤモンドが取り付けられ、ジョゼフィーが皇妃であることを象徴する王冠のモチーフが施された。その後ジョゼフィーヌは、ナポレオンの弟ルイ・ボナパルト(Louis Bonparte)と結婚した娘のオルタンス(Hortense)にこの時計を贈る。ルイがオランダ王になり、オルタンスが王妃になると、時計には名前の頭文字である「H」の装飾が加えられた。(c)AFP

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