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オーストラリアの元囚人、自分が収容されていた独房を買い取る

  • 2007年11月01日 17:53 発信地:シドニー/オーストラリア
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2007年5月19日、豪アデレード(Adelaide)郊外にある、厳重な警備で知られるヤタラ労働刑務所。(c)AFP/William WEST

【11月1日 AFP】服役経験のあるオーストラリアの元弁護士が、自分が服役した刑務所の独房を買い取った。豪AAP通信(Australian Associated Press)が31日伝えた。

 グレーム・アルフォード(Graeme Alford)氏は1980年代初頭、飲酒とギャンブルにおぼれ、武装強盗の罪でメルボルン(Melbourne)のペントリッジ(Pentridge)刑務所に収監された。出所後アルフォード氏は更正し、受刑者としての経験をつづった著書「Never Give Up」を出版。講演活動も行い、人気を博した。

 1997年に閉鎖されたペントリッジ刑務所がワインセラーとして再開発されることを知った同氏は、「自分がいた独房を買う人はそういないだろう」と思いついたという。

 31日夜に行われた式典で「43号独房」の鍵を受け取ったアルフォード氏は、刑務所を出所以来禁酒していると話し、「皮肉なことだ。これは純粋に投資なんだよ」と語った。買い取り価格は明らかにしていない。

 ペントリッジ刑務所は1920年代のギャングから現代の殺人犯まで、多くの重罪犯を収容していたことで有名で、1967年にはオーストラリア最後の死刑囚が絞首刑に処せられている。(c)AFP

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