英国ロンドン開催のアンティーク銃器類のオークションにかけられた 「コルト パイソン 357 マグナム(Colt Python .357 Magnum)」(2007年3月22日撮影)。1964年、コルト社がジェームズ・ボンド(James Bond)シリーズの著者イアン・フレミング(Ian Fleming)に贈ったもの。(c)AFP/PAUL ELLIS
【10月19日 AFP】英国の諜報機関の1つ、政府通信本部(Government Communications Headquarters、GCHQ)は今月、人気テレビゲーム中に広告を掲載して新人スパイの公募を始める予定だという。タイムズ(The Times)紙が18日、報じた。
広告が掲載されるのは、トム・クランシー(Tom Clancy)原作の「スプリンターセル(Splinter Cell)」シリーズの『二重スパイ(Double Agent)』などのゲーム。「コンピュータに精通し、ハイテクに強く、頭の回転が速い若者」を新人として獲得することが狙いとされている。
「従来とは違った方法で新人を募集する必要性はますます高まっている。きれいなパンフレットを配ったり、会社説明会を開いたりするのは、時代遅れだ」とGCHQの広報担当者は話す。
この募集広告は、ゲームに直接書き込まれているものではない。インターネットに接続されたパソコンまたはマイクロソフト(Microsoft)のゲーム機「Xbox 360」でゲームをプレイしたときに、データが送り込まれる形となっている。
GCHQによると、この公募活動は1か月にわたり実施される予定で、広告効果の結果をモニターしたうえで、今後の新人募集方法の変更も検討するという。活動にかかる費用の詳細は明らかにしていないが、業界筋は「最低でも数万ポンドはかかる」とみている。
英国では近年、これまで秘密裏に活動していたほかの諜報機関も、徐々にその姿を表舞台にあらわしつつある。5月には、通称MI6として知られる秘密情報部(Secret Intelligence Service、SIS)が「スパイ募集」の初の新聞広告を掲載。同組織は数年前から公式ウェブサイトも立ち上げ、「スパイ職応募」をネット上で受け付けている。(c)AFP
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