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オーストラリアの病院、ウオツカの点滴で人命を救う

  • 2007年10月11日 13:34 発信地:シドニー/オーストラリア
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モスクワ(Moscow)から約300キロ北方にあるMyshkinで、Peter Smirnoff Museumに並べられたアルコール飲料のボトル(2004年1月29日撮影)。(c)AFP/MLADEN ANTONOV

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【10月11日 AFP】オーストラリアの病院で、3日間にわたるウオツカの点滴によって人命が救われた。病院関係者が10日、明らかにした。

 約2か月前、クイーンズランド(Queensland)州北部のMackay Base病院に、凍結防止剤に使われる有毒のエチレン・グリコールを摂取して自殺を図ったイタリア人男性旅行者(24)が運び込まれた。男性はすでに意識がなく、医師団は解毒剤の薬用アルコールを投与したが、在庫の解毒剤が無くなってしまった。そこでウオツカ1ケースを買いに行き、前代未聞の「ウオツカの点滴」を行ったという。

 同病院のPascal Gelperowicz医師は、「薬用アルコールはすぐに底をついた。次に最もよい方法は、経鼻胃チューブを使いアルコール飲料を摂取させることだと考えた」と当時の状況を説明した。病院の経営者側もこの異例の治療に理解を示し、ウオツカを1ケース買うことを許可したという。

 患者は集中治療室で3日間にわたって、1時間当たり標準飲酒量3杯分ほどのウオツカが与えられたという。同病院のTodd Fraser医師はオーストラリア放送協会(Australian Broadcasting CorporationABC)の取材に対し、「患者はウオツカの投与中、医学的に管理された昏睡状態にあった。目が覚めたころには二日酔いもすっかりなくなっていたはずだ」と述べた。

 患者はその後、健康を回復、20日後に退院している。(c)AFP

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