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英マグナカルタ(大憲章)の貴重な写本、12月にサザビーズで競売へ

  • 2007年09月26日 05:01 発信地:ニューヨーク/米国
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米ワシントンD.C.の国立公文書館(National Archives)で展示されている「マグナカルタ(大憲章、Magna Carta)」の写本(2005年11月23日撮影)。(c)AFP/KAREN BLEIER

【9月26日 AFP】ニューヨークの競売会社サザビーズ(Sotheby’s)は25日、13世紀に英国で制定された「マグナカルタ(大憲章、Magna Carta)」の貴重な写本が、12月に競売に掛けられることが決定したと発表した。

 サザビーズによると、この写本は1297年に作成されたもので、イングランド王、エドワード1世(King Edward I)による認証の印が入っている。競売では、3000万ドル(約34億4000万円)程度の値が付くと予想されている。

 競売にかけられる文書としては、これまでで最も貴重なものとなり、その売上金は、米国の大富豪で元大統領候補のロス・ペロー(Ross Perot)氏が設立した慈善団体に寄付される。

 上質皮紙に記されたこの写本は世界中で20冊もないとされ、競売にかけられるのは初。英国外に存在するのはわずか2冊で、うち1冊はオーストラリアにある。

 今回の写本は、14世紀後半または15世紀初頭から英ノーサンプトンシャー州(Northamptonshire)のBrudenell家が所有していたもので、1984年にペロー氏の財団が購入、以来ワシントンD.C.の国立公文書館(National Archives)で展示されていた。
 
 マグナカルタはラテン語で「大憲章」を意味する。1215年に制定されたが、最終的にイングランドの憲章として認められたのは1297年になってから。

 当初は、王の権限をめぐり、ジョン王(King John)とイングランド貴族の間で意見の相違があったことから制定されたもので、王に対し、いくつかの権限の放棄と、法が王の意思に優先することを認めるよう要求するものだった。(c)AFP

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