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ダイアナ元妃の死から10年、ゆかりの地を訪れる「巡礼者」たち

  • 2007年08月28日 23:53 発信地:オールソープ/英国
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英国ノーサンプトンシャー州(Northamptonshire)オールソープ(Althorp)の実家・スペンサー家に展示されている、ダイアナ元妃が子ども時代に使っていたバレーシューズ(1999年6月29日撮影)。(c)AFP 

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【8月28日 AFP】ダイアナ元妃(Princess Diana)の死から、まもなく10年が経過する。しかし現在も、英ノーサンプトンシャー州(Northamptonshire)オールソープ(Althorp)を訪れ、哀悼の意を捧げる人は後を絶たない。オールソープ(Althorp)は、ダイアナ元妃の出身であるスペンサー家の領地。毎年、夏期のみ一般公開され、1日最大2500人が訪れるという。

■元妃にゆかりのある地を辿るバスツアー

 米カリフォルニア(California)州からやってきたエリザベス・デービッド(Elizabeth David)さん(56)と妹は、約40人のツアー客とともにバスで、オールソープを訪れた。このバスツアーは、ロンドンから週に2度出発する。ツアーガイドは「ダイアナ元妃の葬列が10年前にたどった経路と同じルートを走っています」と語る。

 ツアーでは、ロンドンのケンジントン宮殿(Kensington Palace)やハイドパーク(Hyde Park)にある噴水、1997年8月31日に元妃が亡くなったパリの自動車事故現場など、元妃にゆかりのある地を訪れる。デービッドさんは「世界はとても特別な人を失った。ダイアナ元妃はすばらしい人物だった。子育てや人道的活動の仕方も見事だった」と目を潤ませながらコメントした。
 

■人道的な活動に共感の声

 オーストラリアのパース(Perth)から来たリンシー・グレープス(Lindsay Grapes)さんとジュディー・グレープス(Judy Grapes)さんのは、パリからロンドンに到着してすぐ、バスツアーに参加した。

 ジュディーさんは、「(事故現場の)トンネルを訪れたときは、元妃の死を受け入れることはとてもできないと思ったが、ようやく元妃の死を受け入れられる段階にきたように感じる。彼女の実家を訪れることで、終わりにしたい」と語る。

 「元妃は存命中、英国王室に変化をもたらした。彼女の死語は、元に戻ってしまったけれど・・・。元妃は人道的活動を通じて、とても多くのことに貢献し、自分でも気づかぬうちに人々に感動を与えていた」とジュディーさん。

 イタリアのボローニャ(Bologna)出身の心理学者、パオロ・ビザール(Paola Bizarre)さんも、元妃の人道的な活動に共感してオールソープを訪れた。「元妃は、ハンセン病を患った女性の手を取ったり、エイズウイルス(AIDS)に感染した人にキスしたり・・・今まで誰もこんな光景を見たことがなかったと思う」「彼女はとても感受性豊かで、本当に特別な女性だった。このツアーは元妃への感謝のしるし。彼女にお礼を言いたい」

■数々の展示品も

 オールソープのスペンサー家には、いまも元妃の弟のチャールズ・スペンサー伯爵(Earl Charles Spencer)が暮らしている。ここでは邸宅のほか、元妃に関する展示品を目にすることができる。

 フィリピンから訪れたSomy Deeさんは「展示品はすばらしく、特に彼女を追悼する映画や手紙に心を揺さぶられた」と涙ながらに語った。

 展示品は学校のレポートやバレーシューズ、手紙、ぬいぐるみ、アルバムなど子ども時代の品々にはじまり、王室の伝統に新風を吹き込んだウェディングドレス、そして葬儀の詳細に関する展示で幕を閉じる。多くの人々は、元妃が埋葬されているスペンサー家領地内の池の島よりも、邸宅に展示された品の数々に心を動かされるようだ。(c)AFP/Elodie Mazein

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