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「ストローで飲むパック入りボルドーワイン」、フランスで発売に

  • 2007年08月16日 11:16 発信地:ボルドー/フランス
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フランス南部ボルドー(Bordeaux)で開催された世界最大のワイン見本市「2007年ヴィネクスポ(Vinexpo)」に出展されたストロー付きパック入りワイン(2007年7月21日撮影)。(c)AFP/JEAN-PIERRE MULLER

【8月14日 AFP】「小さなパック入りのワインをストローで飲む」のは、ワイン通には奇異に思えるかもしれない。しかし、ベルギーでの好調な売り上げを受け、フランスでも2008年初頭に、このパック入りボルドー(Bordeaux)ワインが発売されることになった。

■ベルギーでの好調な試験販売を受けて

 250ミリリットルのパックに入ったストローで飲むボルドー(Bordeaux)ワインは「タンデム(Tandem)」と呼ばれ、赤、白、ロゼの3種類がある。

 フランスのワイン商コーディア(Cordier)社は「良いワインは、ストローで飲んでも良い味がするはず」と主張する。事実、現在同社がベルギーで販売しているパック入りボルドーワインは、週1000本のペースで売れているという。

 コーディア社のVincent Bonhur営業部長によると、同社はまずベルギーの店舗500店で、この製品をサンドイッチと並べて1.89ユーロ(約300円)で試験的に発売した。ベルギーを選んだのは、消費動向がフランスと似ているが、フランスほど「偏狭」ではないという理由からだという。

■「パック入りワイン」にはたくさんの長所が

 フランスでも同様の販売戦略により、2008年初から1.49ユーロ(約240円)で発売を予定。2006年に12%の伸びを示した「少量消費市場」がターゲットとなる。

 パック入りワインならグラス2杯分のワインを手軽に飲むことができ、「今の季節にぴったり」とBonhur営業部長は話す。また、アルコール度数12度以下のワインを250ミリリットル飲んでも、同国では飲酒運転にはならないという。

 フランスでは「木箱に入ったコルク栓のボトル入りワイン」でなければ「本物のワイン」と認められないが、パック入りワインは優れた品質のワインを木製ケースから解放できると、同社は自信を示す。軽量なので持ち運びが容易な上、ガラスのボトルより貯蔵しやすく、リサイクルにも向いているという長所もある。

■ストローにもワインの味を生かす工夫が

 もう一つの工夫は、パックに付属するストローにある。普通のストローと違い、封印された上部近くに4つの穴があり、それぞれの穴からワインが舌の上に流れ込むようになっている。これでグラスワインを飲んだときと同じような味わいを再現できるという。

 専門家に言わせれば、「穴の開いたプラスチック製ストローでワインを飲む」ことなど論外かもしれない。ワイングラスのメーカーからは、正しいグラスで飲んだ方がワインの味が良くなるとの反論も出ている。しかし、消費者の大半は「味は同じ」だとしている。(c)AFP

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