【8月13日 AFP】フランス・パリ近郊にある「アフリカン・サファリ」で有名な「Thoiry Animal Park」では、3頭のゾウの暇つぶし相手として2頭のイボイノシシが飼育されている。アフリカの自然の中で暮らすゾウは、生きるために250キロもの低カロリーの植物を終日探し回る必要がある。それに対し、動物園のゾウは努力することなく栄養価の高いエサを豊富に与えられているため、長い空き時間を過ごすことになる。エサを奪い合う競争相手として動きの速いイボイノシシを飼育することで、ゾウが1日忙しく過ごすことになるというわけだ。(c)AFP