2007年7月7日、メリーランド(Maryland)州タコマパーク(Takoma Park)の自宅の庭で草木について説明するスーザン・ハリス(Susan Harris)さん。(c)AFP/Nicholas KAMM
【7月17日 AFP】草木が伸び放題で庭がジャングル状態になってしまう夏。カウンセリングなどを通じ人生や生活の指導をする「ライフ・コーチ」が活動範囲を広げ、芝刈り機の使い方さえ知らない人たちを相手に、庭の手入れの仕方のアドバイスに乗り出している。
園芸指導員の「ガーデニング・コーチ」を始めて3年になるスーザン・ハリスさんによれば、クライアントは自分ではどうしていいか分からないだけで、少し手を貸せば格段の向上を示すという。
「多くは新しく家を購入した人たちで、どれが雑草か分からない。あるいは、どこから手を付けたらいいのか、どうやって庭木を刈ったらいいのか分からないだけ」
ハリスさんはワシントンD.C.郊外の、緑豊かなメリーランド州タコマパーク(Takoma Park)に住み、1時間75ドル(約9000円)で、雑草の見分け方や庭木の刈り込みの仕方を教え、季節に応じた造園計画をともに作成、何を植えるべきかアドバイスし、芝生の有機的な手入れを広めている。
顧客の1人で若手弁護士のKirra Jarrattさんは、ハリスさんの指導で、自宅の裏庭を石畳の小道と常緑樹を配した日本庭園風に造り直した。
ガーデニング・コーチが求められる背景には環境問題への意識が高まり、これまでとは違った害虫駆除の方法を求める人が増えていることもある。
『American Green: The Obsessive Quest for the Perfect Lawn』の著書でオハイオ州ケース・ウエスタン・リザーブ大学(Case Western Reserve University)の環境学者、テッド・スタインバーグ氏は、「殺虫剤散布機の利用や肥料の使いすぎをやめたいと思う気持ちが、原動力になっているかもしれない」と解説する。
また忙しい暮らしを送るなかで、手間をかけずに見た目に美しい庭を保ちたいという人たちからの需要が多いことも指摘される。(c)AFP/Virginie Montet



