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「トイレの1万円札」事件、05年夏にも起きていた

  • 2007年07月13日 21:09 発信地:東京
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都内の宝くじ券売り場で1万円紙幣を数える販売員(2006年7月13日撮影)。(c)AFP/Kazuhiro NOGI

【7月13日 AFP】日本各地の男性用トイレから1万円札入りの封筒が相次いで発見されている事件で、前年の夏にも同様の事件が関西の霊園で起きていたことが13日わかった。

■2006年7、8月に兵庫、大阪で発生
 
 事件の広がりをうけ、兵庫、大阪の霊園3か所のトイレでも2006年の7月から8月にかけて、全く同様の形態の1万円札が発見されていたことを、兵庫県警、大阪市などが明らかにした。

 兵庫県警は、「最近になって、そっくりの事例が全国で発生していることが報道され、同種の事件ではと気づいた」と説明。「どう考えたらよいのか」と困惑気味だ。

 霊園で発見された紙幣の総額は29万円。これに、今年になってから全国で発見された1万円札を加えると総額は450万円を超える。

 いずれの場合も共通するのは、紙幣が和紙のようなものに包まれており、「修業の糧としてお役立て下さい」と仏教的なメッセージが書かれた手書きの手紙が添えられていることだ。

■置かれていた「1万円」の行方は?

 発見された紙幣は、持ち主が名乗り出るまで各警察で拾得物として保管される。しかし、前年、霊園で発見された紙幣については、保管期限内に持ち主が現れなかったため、すでに各自治体の予算に歳入費として処理されたという。

「1万円札騒動」は今月初め、埼玉、秋田県庁が男性用トイレで1万円札入りの封筒が見つかったと届け出たことから発覚。これを発端に、その他の自治体も、6月頃から同様の事件があったことを次々と告白している。

 事件が報道されて以降、「謎の慈善家」探しが各紙上を賑わせている。

 誰が何の目的で置いたのかについて、「お年寄りの一風変わった慈善行為」とみる向きもあれば、紙幣が県庁などで見つかっていることから「退職した公務員」説も有力だ。霊園での同様事例の発覚を受けて、「新興宗教の信者」とする説も浮上することだろう。(c)AFP

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