【7月13日 AFP】日本各地の男性用トイレから1万円札入りの封筒が相次いで発見されている事件で、前年の夏にも同様の事件が関西の霊園で起きていたことが13日わかった。
■2006年7、8月に兵庫、大阪で発生
事件の広がりをうけ、兵庫、大阪の霊園3か所のトイレでも2006年の7月から8月にかけて、全く同様の形態の1万円札が発見されていたことを、兵庫県警、大阪市などが明らかにした。
兵庫県警は、「最近になって、そっくりの事例が全国で発生していることが報道され、同種の事件ではと気づいた」と説明。「どう考えたらよいのか」と困惑気味だ。
霊園で発見された紙幣の総額は29万円。これに、今年になってから全国で発見された1万円札を加えると総額は450万円を超える。
いずれの場合も共通するのは、紙幣が和紙のようなものに包まれており、「修業の糧としてお役立て下さい」と仏教的なメッセージが書かれた手書きの手紙が添えられていることだ。
■置かれていた「1万円」の行方は?
発見された紙幣は、持ち主が名乗り出るまで各警察で拾得物として保管される。しかし、前年、霊園で発見された紙幣については、保管期限内に持ち主が現れなかったため、すでに各自治体の予算に歳入費として処理されたという。
「1万円札騒動」は今月初め、埼玉、秋田県庁が男性用トイレで1万円札入りの封筒が見つかったと届け出たことから発覚。これを発端に、その他の自治体も、6月頃から同様の事件があったことを次々と告白している。
事件が報道されて以降、「謎の慈善家」探しが各紙上を賑わせている。
誰が何の目的で置いたのかについて、「お年寄りの一風変わった慈善行為」とみる向きもあれば、紙幣が県庁などで見つかっていることから「退職した公務員」説も有力だ。霊園での同様事例の発覚を受けて、「新興宗教の信者」とする説も浮上することだろう。(c)AFP







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