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「ハリーを救え!」、続編出版嘆願キャンペーンが始まる

  • 2007年07月10日 21:57 発信地:ロンドン/英国
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2005年7月15日、英国北部スコットランドのエディンバラ城(Edinburgh Castle)で『ハリー・ポッターと謎のプリンス(Harry Potter and the Half-Blood Prince)』の出版発表を行う作者のJ・K・ローリング(J.K.Rowling)。(c)AFP/ADRIAN DENNIS

【7月10日 AFP】英国の大型書店「ウォーターストーンズ(Waterstone’s)」は9日、魔法使いの少年ハリーを主人公とした人気小説『ハリー・ポッター(Harry Potter)』シリーズの続編執筆を作者J・K・ローリング(J.K.Rowling)さんに嘆願するキャンペーン 「ハリーを救え!(Save Harry)」を立ち上げた。ローリングさんは以前、最終巻で2人の登場人物が死ぬことを明かしており、その1人がハリー自身ではないかとの憶測がファンの間に広がった。

 キャンペーンのウェブサイト(www.waterstones.com/saveharry)にアクセスすると、「以下に署名した一同は、『Harry Potter and the Deathly Hallows(ハリー・ポッターと死の秘宝<仮題>)』がいかなる結末を迎えようとも、ハリー・ポッターとその仲間たちのさらなる冒険について書くことを、J・K・ローリング氏に嘆願する」とするとの文面の嘆願書が現れ、小説のファンが署名できるようになっている。

 キャンペーンのきっかけは、ローリングさんが6日の英国放送協会(BBC)テレビのインタビューで同シリーズの続編執筆の可能性について「絶対にないとは言えない」と発言したことだ。

 これまで21日発売のシリーズ第7巻『Harry Potter and the Deathly Hallows(ハリー・ポッターと死の秘宝<仮題>)』が最終巻になると一貫して主張してきたローリングさんが、初めて続編誕生の可能性を僅かながら示唆した格好となった。

 キャンペーンを受け、ローリングさんは出版元のブルームズベリー(Bloomsbury)を通じ、「絶対ないとは言えない」と続編の可能性を残した発表した。

 「残念ながらハリーの物語は(第7巻で)完結するが、いつも言ってきた通り、わたしは『絶対』とは言わない。10年後に再び『魔法の学校』の物語を書きたくなっているかもしれない。でも、可能性はかなり低いと思う」
 
 それでもファンはあきらめない。「ハリーは魔法使いなのだから、第8巻で生き返って魔法界に復活できるはず」と主張する。

 第7巻(英語版)の印刷元は、発売日の21日まで小説の内容を絶対に他者に漏らさないよう厳戒態勢で臨んでいる。 

 これまでに発売されたシリーズ6作は64か国語に翻訳され、世界中で3億2500万冊を売り上げた。小説を原作とした映画シリーズも大ヒットしている。1997年の第1巻発売以来、ローリングさんは推定10億ドル(約1200億円)を手にしたとみられている。(c)AFP

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