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グラスゴー空港の荷物係がテロ事件でヒーローに

  • 2007年07月05日 20:10 発信地:ロンドン/英国
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2007年7月2日、スコットランドのグラスゴー(Glasgow)空港で警戒にあたるの武装警察官。(c)AFP/KIERAN DODDS

【7月5日 AFP】英北部スコットランド(Scotland)のグラスゴー(Glasgow)空港ターミナルで発生したテロ未遂事件で、容疑者の1人を取り押さえ一躍ヒーローとなった同空港の荷物係John Smeatonさん(31)は4日、「自分は英雄ではない」とするコメントを発表した。

 前月31日、容疑者2人が四輪駆動車でグラスゴー空港のターミナルビル正面に突入した際、ただちに現場に向かったSmeatonさんは、その場に居合わせた人々とともに容疑者を取り押さえるなどして容疑者逮捕に協力した。

 事件直後のテレビインタビューでSmeatonさんの武勇伝が全世界に放送されたことから、Smeatonさんの偉業を称賛するウェブサイト(http://www.johnsmeaton.com)が作られるなど称賛の声は日ごとに高まっていった。

 これに困惑したSmeatonさんは4日、英通信社プレス・アソシエーション(Press Association)スコットランド支局 の取材に対し、
自分をめぐる熱狂的な騒ぎに驚いているとしながらも、「現場で警察を助けた人々は大勢いた。わたしはその中の1人に過ぎない」と語った。

 また、「自分を英雄とは思っていない。同じ状況にあったら誰でもそうしていたと思う」と述べた。

 これほどまでにSmeatonさんへの称賛が過熱した理由は、瞬時の対応力だったといわれている。

 テレビインタビューの中でSmeatonさんは四輪駆動車が空港ビルに突入した時、「いったい何事だ?なんとかしなくては」と思ったという。

「何か変だと感じ、急いで現場に向かって走った。その時、頭の中にあったのは『警察を助けなくては。犯人を逃がしてはいけない』ということだった」

 またSmeatonさんは「温かいメッセージや支援を寄せてくれた多くの人々に心から感謝する。これらの言葉は一生忘れない」と謝意を述べた。

 Smeatonさんのファンたちは、「Smeatonさんにビール1000杯をおごろう」というキャンペーンをスタートさせた。

 このほかにも、Smeatonさんは7月6日から3日間行われる音楽フェスティバル「T in the Park」にスペシャルゲストとして招待されている。同フェスティバルには、米ロックバンド、ザ・キラーズ(The Killers)や元ビーチボーイズのブライアン・ウィルソン(Brian Wilson)、歌手のアヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)らの出演が予定されている。(c)AFP

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