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11世紀のバイキング船、故郷のダブリンへ

  • 2007年07月03日 14:48 発信地:ロスキレ/デンマーク
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2007年7月1日、デンマークのロスキレ(Roskilde)にあるバイキング博物館から、アイルランドのダブリン(Dublin)に向かい旅立った世界最大のバイキング船レプリカ「Sea Stallion of Glendalough」。(c)AFP/Bjarke Orsted/SCANPIX DANMARK 2007

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【7月3日 AFP】(一部更新)復元された11世紀のバイキング船が1日、7週間の日程でデンマークから故郷アイルランドに向けて北海横断の旅に出発した。

 このレプリカ船の名前は「Havhingsten fra Glendalough(グレンダーロッホの海馬)」。11世紀にアイルランドのダブリン(Dublin)で造られた世界最大級のバイキングの戦闘船を忠実に復元したもの。全長30メートル、幅3.8メートル、喫水0.9メートル、重さ25トン。マストの高さは14.5メートルで、セール面積は120平方メートル。動力は四角帆と櫂だけでエンジンは装備されていない。テスト航海では10ノットの速度で進んだという。オリジナルの船と違うのは、レーダーと通信衛星アンテナなどの近代的な航法装置を装備している点。20人の女性を含む年齢16歳から64歳までの乗組員65人が乗船し、4時間の交代制で勤務する。万が一の場合に備えて、救護船が同行するという。

 同船は1日、見物人数千人の歓声を受けてデンマークのロスキレ(Roskilde)にあるバイキング船博物館(Viking Ship Museum)の艇庫から出発。目的地のダブリンまで99海里(約183キロ)の距離を44日間かけて航行する。ダブリンには8月14日に到着し、到着後には祝賀会が開かれる予定。

 原船は、1040年にダブリン郊外のグレンダーロッホで造られた。1050-60年にイングランド人とノルマン人との戦いの際、デンマークから大勢のバイキングがアイルランドに移住した。原船はこの戦いの当時、デンマーク沿岸を守るための海戦に参戦し、11世紀末にロスキレ・フィヨルド(Roskilde fjord)で沈没した。

 その後、1962年に発見され、2000年から4年がかりでバイキング船博物館がオリジナルの姿を忠実に復元。復元作業には11世紀にバイキングが用いたのと同じ造船技術と道具を使用、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの造船技師が参加した。(c)AFP

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