【ロンドン/英国 26日 AFP】英国防省は26日、近く予定されているヘンリー王子(Prince Henry、22)のイラク派遣について、武装勢力のターゲットになり得るとの懸念から、計画の再検討を行っていることを明らかにした。
イラクで英軍兵士の死亡が急増したことから、軍高官が派遣の決定の見直しに入ったとの報道に対し、同省高官が「引き続き検討中」だと述べた。
これに先だって、英大衆紙サン(The Sun)は、武装勢力がヘンリー王子を誘拐または殺害する可能性があり、他の英軍兵士にも危険が及ぶとして、王子がイラク南部への派遣計画から外されるかもしれないと伝えていた。
ヘンリー王子は、部下が戦うのを座って眺めているような士官になるために訓練を受けたのでは決してないと宣言しており、そのような決定に対しては激怒すると予想される。ただし、イラク派遣の希望が叶えられなかった場合、王子が退役するのではないかとの指摘について、王子の友人らは「考えられない」との見方を示した。
王位継承権第3位のヘンリー王子は、ウェールズ少尉(Cornet Wales)の名で近衛騎兵第二連隊「ブルーズ・アンド・ロイヤルズ(Blues and Royals)」に所属している。指揮下には兵士11人とシミター装甲偵察車4台を持つ。
写真は、訓練中のヘンリー王子。(2006年7月7日撮影)(c)AFP/STEVE DOCK